10年後って?

先日、村の行事に参加して、やはり、と思うことがありました。幟(のぼり)を立てる準備をしながら、こんな、村の人達の会話を耳にしました。「この柱、あと何年もつかなぁ?ひび割れひどくなってるよ」「3年くらいじゃねえか?」「そんな心配の前に人の方が足りなくなっちゃうんじゃねえの」。。。

行事に集まっているのは私より10歳20歳は年上の先輩方。私もそれなりの歳なので結構ご高齢です。この行事に限らず普段より集落を守っているのはこの世代。若い人達は、会社勤めで、より都会に出て行ってしまっているようです。毎週末行くと集落のあちらこちらで草刈りや草むしりをしている人を見かけます。田んぼや畑の手入れはもちろん、その周りの道路や貯水池、神社、お寺、家の周り、常に草ぼうぼうとならないよう、皆さん、常日頃、自発的に綺麗にしようと作業されています。時々、集落の人が集まって、共同でやる場合もあります。とにかく夏は草木の恐ろしいほどの成長との戦いです。

こんな話も聞きました。「神社の屋根、瓦の下が腐ってきちゃって雨漏りしてて、修理したいんだけど、結構なお金掛かるだよ。集落の戸数も少ないしどうしようかと。積立でもしなきゃいけねえかね」。。

このまま時が過ぎていくと、村の風景はどうなるんだろう?この美しい風景は田舎だから自然にある訳ではなくて、そこに生活を営む人達の手によって維持され、守られているからこそあるという事を今更ながら理解して。。。後継の方々は戻ってきてくれるんだろうか?

安倍首相がつい先日のTPP大筋合意の際、こうコメントしていました。「農業は国の基。美しい田園風景を守っていくために万全の策を講じます」。TPPの影響以前に農村の活性化策は必要なんだと実感し、何か自分でも出来ることはないものかと思います。最低限、年2回の村の行事への参加と家の周辺の草刈りは率先してやって綺麗にしたいと思いますが、是非、村の外の人間だからこそ見えることや持っている知恵を役立てて行きたいと思います。

村の人が大事にするお不動さん

 


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