朝起きて窓越しに外をみると車の屋根に朝露が。庭に出てみると露草にも露が。朝晩、涼しくなるんですね。
バッハのCDをセットしてコーヒー豆を挽いていると田んぼの方から人の声が。降りていくと農家の方がお二人、これから稲刈を始めるんだと。とうとう収穫の時が来たようです。5月に物件視察で来て以来、毎週毎週、稲が伸び、順調に育つのを見ていました。ある意味、私がこの家と決めたのも、この田んぼの美しい光景があったから。もちろん、農家の方は景色のために田んぼをやっているわけじゃないわけで、ちょっと寂しい気もしますが、また来年と言う楽しみにもなります。
私も農作業用の身支度(ジーンズに長袖のTシャツ、それに長靴)をして、にわの木々の手入れを。長く伸びすぎた木の枝や昨日とは別の場所のミョウガ採り。それからフキも沢山あるので、子供の頃の記憶を頼りに、切ったフキを大きな鍋で炊いてアク取り。
一茹でした状態で横浜の家に持ち帰り、皮むき。この作業が超大変でした!ただ、アクがまだ抜け切らない感じだったので、重曹も使ってもう2度ほどあく抜きを繰り返し、その後、醤油、砂糖、塩少々で煮込んで最後に胡麻油で炒めたのが出来上がり(写真、右は昨日甘酢に漬けたミョウガ)です。男料理、自分の勘で作っているので見栄えはイマイチですが、柔らかく、苦味もなく美味しく仕上がりました。